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シャープの液晶パネル生産は引き続き縮小、一部の液晶工場はリースを検討

日本のメディア報道によると、シャープは大型液晶パネルの生産拠点であるSDP工場を6月に廃止する。星津正弘副社長は先日、日本経済新聞のインタビューで、三重県にある液晶パネル製造工場の規模を縮小し、亀山工場(三重県亀山市)と三重工場(三重県多気町)の建物の一部を他社に貸し出す計画を明らかにした。

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液晶工場の余剰設備を削減し、早期に黒字化を目指す。シャープ亀山工場は液晶パネル事業を主力事業としており、主に車載用やタブレットPC向けの中小型液晶パネルを生産しているが、依然として赤字が続いている。同工場は「グローバル亀山モデル」で知られている。市況悪化を受け、一部生産を停止していると報じられている。

シャープは、主力事業である液晶パネル事業の低迷が続き、2023年3月期の最終損益が2,608億円(124億1,800万元)の大幅赤字に陥った。主な要因は、堺市の第10世代パネル工場(SDP)を中心に、液晶パネル関連の工場・設備に1,884億円(約89億7,000万元)の減損処理を実施したことだ。


投稿日時: 2024年4月22日